あけましておめでとうございます、福田修司です。
お正月の時間を利用して本を読んでみませんか?
どんな本でも構いません、漫画でも構いません、新聞でも構いません。
文章を正確に読み解く事が発信の原点です。
その情報が正しいかどうかは自分で判断する事です。
アウトプットする事で脳は再び成長を始めます。
自分とは?
よく行く銀行で窓口のお姉さんと顔見知りになる事があります。
しかし毎回決まって本人確認のため身分証の提示を求められます。
さて、あなたは誰ですか?この世界で本人とは身分証なんでしょうか?
Siriはあなたの声そっくりな空気の振動を感知して返答するだけです。
Siriにとってあなたとは空気の振動です。
人間は暮らしの中で、考えなくても良いシステムを作り出してきました。
「考えない」を続けていくと脳は新しい学習をやめてしまいます。
なぜなら楽だから。
アウトプットのススメ
赤ちゃんは生まれるとすぐに学習を始めます。
初めは見る事を、次は手を動かしそれを見る事。自分の足を掴み感覚を覚えます。
一人で移動する事を覚えて、遠くの物に近づくと大きさが変わるけれど、同じ物だと言うことに触れたりかじったりする事で気づきます。
親の話す言葉を耳で聴き、真似て声を出し、口の動きを調節します。
子供の頃は毎日がインプットでありアウトプットだったはずです。
大人になると便利なものに囲まれてインプットする事を面倒と考えるようになります。
インプットをしなくなるとアウトプットしなくなります。
なぜなら面倒だから。
自分が自分である事を忘れないうちに学習すると言う行動を再開しましょう。
学習方法は簡単です。
読書です。
アウトプットには筋肉の動きが伴います。
読んだ事を人に話す。真似て動いてみる。説明通り作ってみる。
やってみると修正点が見えてきます。
もう一度読んでアウトプットしてみる。
この繰り返しで脳は再び成長を始めます。
そしてこの繰り返しを演劇では稽古と呼びます。
本に書かれている事はただの情報
本を読んで鵜呑みにしてはいけません。書かれている事は「この本に書いてあった」と言う事実のみです。
実際あなたが体験したり見た物ではありません。
あなたはそれらを検証したり、違う角度で見た情報を集めたり想像したりと言った行動をしてください。
行動を伴わないインプットは脳に記憶されません。
とにかく行動なのです。
戯曲を読む
戯曲とは
俳優によって舞台で演じられることを意図して書かれた文学作品。せりふを主体とし,必要に応じて舞台上の動き,しぐさ,装置,音楽,照明などに関する指定 (ト書き) が加わる。戯曲は普通,葛藤とその解決を描く劇的物語を内容としているが,何を劇的ととらえるかによって戯曲の質と形式が決定され,それによって各時代,各社会状況における戯曲の特色が生じてくる。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
戯曲という本が売られているのをご存知でしょうか?
平たく言えば舞台の台本です。
大きな本屋さんでは専門コーナーもあります。
戯曲を声に出して読み、情景を想像して、動いてみてください。
これでもうあなたは役者です。
演劇は誰でもできるアウトプット。
カラオケで歌を歌うように、演劇で脳を再び成長させてみましょう。
演劇を身近なものに!!
楽しい演劇ライフを応援します。
今年もよろしくお願いいたします。
ではでは
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