【役者はアルバイトではなく仕事しろ!】の意味

こんにちは福田修司です。

昔ある映画監督が

「役者はアルバイトするな、仕事しろ!」

と、言いました。

その言葉が意味することはなんでしょうか?

応援メッセージ

言葉をそのまま捉えれば「役者はアルバイトなんかしないで、演技で稼げ」と言っているように聞こえます。しかしその意味は違います。

この言葉、役者に対して演技のダメ出しの言葉です。

なんでもマニュアル通りに動いていればいいアルバイトではなく、この役をあなたに任せたのだからもっと自分で考えて芝居してください。頑張れ!

と言う意味。

【あなたにこの役を任せる】

配役とは、与えられるものではなく任されるものなんです。

監督や演出は自分の想像を超えるものを期待して役を託しているんです。

その映画監督は、役者がアルバイトで稼がなければ生活が出来ない事や、アルバイトがれっきとした仕事であることも承知していました。ただ、言われたことだけやっていてはダメだと言っているのです。

エキストラで終わるのか、大役を任されるかの分かれ道が上記の思考なのかもしれません。

 

飲食店

アルバイトにも役立つ思考

否定されているように聞こえるアルバイトでも、この思考の切り替えが出来れば収入を増やすことが出来ます。

今、アルバイトはどこも人手不足(特に飲食関係)です。普通のフリーターはすぐに採用が決まるでしょう。しかし劇団の役者や養成所の俳優はシフトの融通がきかない職場で働くことが出来ません。なんとかこちらの希望を聞いてもらったとしても、シフトが入れられなかったり、舞台本番があって1ヶ月休まなければいけないなど、なかなか時給が上がらない現状があります。

でも大丈夫、時給が上がると言うのは「その人を戦力と認める」と言う事。つまり、ただのアルバイトではなく【仕事をする人】がその対象になるんです。

全体を把握して、マニュアル以上の任せられた役として、想像を超えるクオリティの仕事をすれば短時間で時給をあげることが出来るはずです。

【常に考えながら行動する】

それが出来れば、演技の勉強をしているのと同じ事なのかもしれません。

どんな場所でも、勉強と捉えれば成長に繋げることが出来ると思います。

ではでは〜

 

PR

全国各地のリゾートバイト検索サイト
はたらくどっとこむ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です