こんにちは福田修司です。
役者に限らず普段の生活や仕事で「もうダメだ」って時ありますよね。
では成果を出す人や成功している人はどうしているのでしょうか。
その答えはズバリ
【ちょっと待つ】
だったりします。
【もうダメだ】の正体
本当に無理な時はやめた方がいいんです。
このままでは死んでしまうと思う時や、怪我をして周りに迷惑をかけてしまうかもしれない時。それはやめた方がいいです。
しかし、よくある事ですが、始めたばかりの時「もう無理」と思うのは脳の情報処理の問題だったりします。
困難に初めてぶつかった時、脳は初めてのことをセンセーショナル(鮮烈)に捉えてしまい、【無理】という思考に向いてしまう訳です。
経験することで強くなる脳
同じような問題に何度もぶつかっているうちに、脳はその問題をセンセーショナルに捉えることが無くなってきます。最初の衝撃を100として、2回目は70、3回目は40・・・というように、だんだん問題が問題ではなくなってくる訳です。
そして何事もなく問題を解決できるようになってくるんです。
「困った時に誰かに聞く」
その誰かは何度もその問題に立ち向かって、解決してきた人=経験豊富な人、ということになります。
問題解決のリバウンド状態
それでも苦しいと思った思った時、脳内ではリバウンド現象が起こります。
全く違う視点から考えてみたり、他の分野から応用してみたりと、問題をうまく回避する方法を模索しだします。
リソースを加えて体や精神状態を回復する訳です。
悪く言えば「だましだまし」続けられるとも言えます。
すぐに辞めるのは勿体無いかも
茂木先生が何度も仰っていますが「本当に辛い時はやめた方がいい」のですが、初めて壁にぶつかって、その際、自分を客観的に見て死ぬ程でもないと思った時、それを今辞めるのは勿体無いです。ただ、そういう時は自分を客観視出来ない精神状況だったりするので、とにかく誰かに聞いたり、本やネットで情報を集めたりすることをお勧めします。
情報を得ることで、同じ壁にたくさんの人がぶつかり、乗り越えていることを知ることができます。
また、辛いことを乗り越えることによって脳内にはドーパミンが出て達成感が得られるんですね。
できる人の脳習慣
仕事ができる人、上手に立ち回る人、収入を増やす人の多くは、問題解決能力を常日頃から高めているようです。必要以上に驚かず、萎縮せず、慌てない。
新しいことに立ち向かう時「前の経験が活かせるかも」とすぐにアプローチ方法を幾つも思案する習慣ができている人が「できる人」と呼ばれるんですね。
結論
始めたばかりだけど「今すぐ辞めたい」「辛い」と思っている人。
それはただ脳が驚いているだけで、実は大したことじゃないかもしれませんよ。
すぐ辞めるのは勿体無いかもしれません。
ただし、無理は禁物。
死ぬくらいなら死ぬ気で逃げろ。
「生きてるだけで丸儲け」By明石家さんま
ではでは〜