松屋のカレーが消えるだと?劇団員の強い味方がぁ〜

こんにちは福田修司です。

松屋の牛めしとカレーは貧乏時代の強い味方。牛めし並盛り320円、ちょっと余裕がある日はカレー並盛り390円。いずれも味噌汁付き。そんな松屋のカレーが消えるってほんとかいな!

結論から言うとカレーは消えません。オリジナルカレーが消えて期間限定だった創業ビーフカレーが定番化するそうです。

ただし!

値段が違うんです。

  • オリジナルカレー並盛り 390円
  • 創業ビーフカレー並盛り 490円

待て待て待てぃ!実質100円値上げでは?

貧乏役者の味方だったのにぃ〜

とまあ嘆いているのですが、オリジナルカレー終売発表から創業ビーフカレー定番化発表までの、松屋の戦略の巧さが見えてきました。

 

情報公開までの流れ

  1. 11月27日深夜、松屋公式Twitterアカウントにて突如オリジナルカレー終売を発表
  2. 翌28日朝、#松屋カレーショック がトレンド入り
  3. 同日、松屋のツイート「なくなる前に早く食べてね」を連発
  4. 同日昼、創業ビーフカレー定番化発表

1「残念」「寂しい」「困る」と言ったネガティブな話題で拡散させる。

2Twitterで拡散された情報が他メディアまで波及。

3「心苦しいのですが、、、」と言うツイートと共に「今のうちに食べておいて」と煽る。

4創業ビーフカレー定番化の発表でネガティブな話題を一気に反転させて、安堵感が広まる。

 

カレーライス

消費者側の注意を巧みに逸らす

上記の流れの中で「実質値上げかよ!」と思う人より「松屋のカレーが消えなくてよかった」と思う人の方が多いのではないでしょうか。

残念感を演出して安堵感を持ってくる事で、値上げに焦点を当てさせない方法ですね。

この方法は舞台の構成や演出、個人で言えばチケットの販売にも使えないものかと考えます。

 

チケット販売のヒントかも

チケットを売る際、頑張って稽古して面白い物を造っているのに【チケットを売る】と言う行為を躊躇してしまう。

なんて事ありませんか?正直僕はありました。面白い物を観せる自信はあっても「果たしてこの値段なのかな、、、」そんなことを考えていた結果、全くチケットを売る事が出来なくなってしまいました。お知らせメールやLINEも消極的なものになり、集客できない役者になりました。そうなると負の連鎖、いい演技すらできなくなって来ました。チケットを売っていないストレスと消極的すぎる演技しかできないストレスの繰り返し。

自分に足りない物は【戦略】でした。

  • 誰に売るのか
  • どうやって売るのか
  • 何の為に売るのか

チケットが高くて売る時に気がひける → 値段なんて気にしない人に売ればいいと思い込む

メールやLINEの文章が控えめになってしまう → 本気で面白い物を作っていると開き直る

売ると言う行為自体をためらってしまう → 趣味や遊びではなく生業。仕事とはお金が動いて成立するものであることを理解する

自分に自信が持てない時は名の通った共演者や作家、演出家を前面に出すのも手です。また強引に集客することで、売れないストレスの代わりに自分の演技に対して、いい意味でのプレッシャーにするのもアリだと思います。

まずは今の自分には集客能力が無い事を認め、あらゆる戦略を練る事から始めてみましょう。

 

自分も含めてw

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